鉄道跡の歩道橋

昔、別子鉄道の路線と国鉄(現JR)新居浜駅を結ぶ連絡線が設置されていました。

実はつい数年前まで、新居浜駅の松山方に巨大な駐車場がありました。これが別子鉄道の新居浜駅跡なのですが、よく見るとホーム跡などが分かりました。

しかしながら、区画整理により姿を消し、現在では上の写真のような状況です。

新居浜駅を出た連絡線は、予讃線に沿って県道を跨いでいました。
この跨道橋は長年撤去されたままでしたが、しばらく見ないうちに歩道橋として再整備されていました。

銘板を見ると今年の2月に完成したようです。

別子鉄道跡はかなりの部分が歩道・自転車道として再利用されていますので、この歩道橋の整備により駅前から徒歩や自転車で鉄道跡をたどりながら散策できそうです。

今回の整備区間では線路の模様をしたカラー舗装がなされており、ここがかつて線路であったことを控えめに主張しています。

※自転車の通行は全線で可能だったと思いますが、念のため実際の通行の際には交通規制をご確認ください。責は負いかねます。

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